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くだらない路線を貫いて欲しかった「冒険王」

のんびりやっています。ジェット・リー祭りの7本目。
1996年の作品「冒険王」。

2jetbouken

うおー!このジャケットから漂うB級感がすごい!
ちなみに炎の中で振り回しているのが、ライトセーバーもどきです。

                                                                            それにしても、ヤフー映画のキャスト欄で感心したのは、ジェットが
「リー・リンチェイ」の名前で出ている作品は、
ちゃんと「リー・リンチェイ」にままになっている!(顔写真は同じなのに)
これをあえて「ジェット・リー」と記さなかったのは偉い!

若き日のリンチェイと金城武の共演ですが、よくよく考えたら金城くんって、
私と同い年でした!(73年生まれ)
やっぱり23歳の時の肌って、ピッチピチ!

                                                                                まぁ、評判どおり、グダグダで面白かったんですが、いかんせんラストに
ぶっ飛びました。まずはこちらを読んで頂けると嬉しいです。
若干ラストをぼやかしてレビュー投稿してみました。
しかも、熱い!!久々に監督に吠えちゃった。

ジェット×金城武!忍者や力士も出るよ(笑)」★★☆☆☆

「(笑)」をタイトルに入れるほど、こういったバカチン映画は好きなんです。
香港カンフーものって、ジャッキーもそうだけど、なんであのしょーもない
ギャグがさく裂するのでしょうねぇ~。あと突然コント調になったり。

そのくだらなさと、アクションに妥協しない部分の調合が
子供の頃から大好きなんですが(やっぱりテレビでしょっちゅうカンフー映画が
流れていた影響は大!)、いや~、この「冒険王」は惜しい!
言い方変えると「おい、監督!マジレス禁止だ!そこは!」ですよ。

                                                                

                                                                              もし、これを観ようと思っている方は、下記はすっ飛ばしてくださいね。
ここからネタバレ

ラスト何が起きたかと言うと、「我々を苦しめた日本の未来」が映し出される
んですが、その映像が、広島への原爆投下のドキュメントフィルム。
そして、焼け野原で泣き叫ぶ裸の幼児ですよ!!( ̄ロ ̄lll)

なんでここでリアルな映像入れるんだろう。

「日本は戦争に負けたんだー!!」と喜ぶ金城くんの役柄でしたが、
私としては、怒りという感情よりも、ただただ呆れてしまいました。
金城くんも血筋は日本人のお父さんと台湾出身のお母さんのハーフなのに、
これまた複雑な役柄をもらったもんですね~

そしてなぜか、リンチェイはそこでは失恋で泣いている…という展開。

ネタバレ終了

                                                                

                                                                

                                                                              反日感情うんぬん以上に、映画作りのセンスを疑ったといいますか。
監督なりの押さえきれない感情なんでしょうけど、ここまでドタバタ喜劇に
仕上げているなら、最後もブラックジョークで締めればいいのにと思いましたわ。

こういった展開は、同じ感情を持つ同志を喜ばせることはできても、
世界の映画ファンを魅了することはできないと思う。


「こんな台詞、描き方で攻めてくるとは!!すげーっ!!!(゚ロ゚屮)屮」
と映画ファンを唸らせるようなやり方が欲しいところ。
中途半端にドキュメンタリーフィルムを挿入しても仕方がない。
やるなら物議をかもしだすほどのものを自分で作ればいいじゃないか!…と。

フィクションの枠の中で、キ○○イに近い遊びをやれるかどうか。
わたしゃ~、この「冒険王」をコーエン兄弟やタラちゃんでも観てみたい。

                                                                              それにしても、この映画の中の日本軍、はちゃめちゃに描かれているのに、
笑ってしまうのは日本人の平和ボケ、もしくは「余裕」なんでしょうかねぇ。
でも、映画をフィクションとして楽しむ余裕があるのは、とてもいいこと
ただ、歴史を自ら学ばなすぎるのは日本人のよくないところかも。
自分の中で「フィクションとノンフィクション」をきちんと勉強すべき。




                                                                                                               そんなお堅い話はちょっとおいといて。。。
この作品、リンチェイと金城くんの女装を観ることができます。
リンチェイは「いる!こういう熟女w」。金城くんは「いる!こういう大柄美人」。

香港映画では、なぜか何度か女装させられているリンチェイですが、
私はやっぱり「阿羅漢」(1986)の羊飼いの娘が大好きです。
23歳のリンチェイの女装。かわいいです。
若干、香田晋にも似てる(笑

Arahan

ちなみにおっぱいはお饅頭入れてます。



                                                                               リンチェイと金城くん、この「冒険王」の12年後に男臭い「ウォーロード」で
共演するとは…!!2人が「冒険王」の話をしている記事って見かけませんが、
やっぱり「暗黒史」なのかしら…

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映画レビューあれこれ」カテゴリの記事

コメント

こんばんは(^-^)

こ これはかなりのトンデモ映画みたいですね。。。(^_^;)
ジェット・リーも金城武も好きだけど
これは見ないかな。。。(^_^;)

しかも女装の写真。。。なんすかこれ〜!(^o^;)
これはたしかに消したい過去でしょうね(^_^;)

投稿: かっしー | 2010年11月15日 (月) 00時15分

かっしーさん、おはよ~ございます~(◎´∀`)ノ
今日は雨で寒いっ
ハリポタはわたくし、途中で挫折したシリーズなんですが、
今日(?)楽しんできてくださいね~!

そう、これは2人のファンにも……薦めにくいっ(爆
もうレンタルで置いてるところも少ないし、観なくても人生
差し支えありませんので…


あら?!女装見たことなかったですか?!(笑
阿羅漢は、少林寺2に続いて女装です。
でも、これ、子供の頃、父とゲラゲラ笑いながら見ていました。

カナボンさんとも言ってたんですが、ストーリーとしては
失笑する部分もありつつ、なんだか面白い阿羅漢なので、
よかったらいつか是非~。動きのキレはやはり素晴らしいですので。

「冒険王」の女装はあんまりお化粧上手じゃなかった…(笑
メイクさん、もっときれいにしてあげてくれ。

でも、本人もあまり触れて欲しくない話題かもしれませんね(苦笑

投稿: すみちん | 2010年11月15日 (月) 09時05分

祭り楽しく読んでいます。
「冒険王」なんて全く知らなかったよ!
ネタバレ部分も読んだけど、ここここれは。。。。。( ̄Д ̄;;

今回、すみちゃんのレビューのここにしびれました!
>「想いが弱い人」なんて、監督にならない方がいい…くらい、思っている私ですし、
「弱い執着心」なんかで映画は撮れないと思います。

そうだよね。想いが弱い人間が監督になろうなんて思わないよね
それに、表現者としては、ちょっと大げさなくらいの想いや表現じゃ
ないと世間には伝わらないもの。ジャンルは違えど、音楽家だってそうだよね。
ただ、その想いがいい方向に進む場合と、まずい方向に進む場合があるけれど。


そして、思い出したわ
ジェットってリンチェイって名前だったね(笑)
少林寺に阿羅漢に、昔はテレビで何度か観たなあ~
でも、全然ストーリーを覚えてない!今さらならが、貼ってくれた写真の
女装が見たくなっちゃった(笑)

投稿: ぬまっち | 2010年11月15日 (月) 18時26分

ぬまっち、大丈夫、「冒険王」は知ってる方がすごいから。
ほんとね~ラストのあれがなければ、かなりのB級で面白かったんだけど
インディ、SW、ハムナプトラ調で盛り上がった後にアレはない!
もったいない。惜しい!…そんな思いです。

これの2年前の「フィスト・オブ・レジェンド」が素晴らしかっただけに
リンチェイもこんな脚本でよく出たな、と。かなり謎だわ。


そーそーそーなの!
想いや伝えたいことが、時にはまずい方向に行ってしまうことも。
我々も気をつけたいとこだね。よかれと思ってやってることが、
お客さんにはそう通じないことがあるからね…

ジャンルは違っても、映画監督は同じ「文化」を扱う職業だし、
私はつい「監督」「脚本家」も観察してしまうのよね
それが良くもあり悪くもあり…

いつもレビュー読んでくれてありがとねっ!!


そー、本名(笑
ストーリーを覚えてないのは、ストーリーが結構しょーもないからかも(笑
単純明快。それがまた楽しいのだけどね。
機会があったら昭和を思い出して見てみてね(笑

投稿: すみちん | 2010年11月15日 (月) 23時00分

ジェット・リーの女装とか・・・。見て見たーい!
好きな彼だからこそ、どんな姿でも、許せちゃうのですよね(笑

にしても、B級感満載の映画のようですが、
ラストはうーん。頂けませんね。
真面目なら最後まで真面目。
おバカなら最後までおバカで貫いてほしいです。

そして「想いが・・・」っていうのは納得です。
何かを表現するってのは、生半可なものではないですよね。
アマチュアの人にしろプロにしろ、やはり強い思い。
「これを伝えたい!」ってものが具体的になおかつ強くないと伝わらないと思います。

日本を批判したいなら、初めからそうすりゃいいのにぃ~と思います。

投稿: ココロ_kibou | 2010年11月15日 (月) 23時05分

おはよ~^^ さささ寒いですね~

新潟のすみ7は凍えてますか?
なんか9で祭りが中休みしてしまいましたね~

投稿: クマ9^^ | 2010年11月16日 (火) 07時33分

クマさん、おはようございま~す!
寒い!寒いですよ~~~~12月上旬の気温です

ちょうど昨日、クマさんも「9」レビューしててびっくり!
ユーチューブで「11分間」観れますよ
また、嫁ログでも、「9」取り上げますから、
改めて遊びにいらしてね。

あははっ、「中休み」といいますか、「え…まだやってんの?」
という期間を使ってジェット祭りをしたいと思っています。
結構作品数があるので、古いのも見返してニヤニヤしている
うちに時間が過ぎちゃって(笑
たぶん、来春くらいまで続くので、どうぞよろしくね♪

投稿: すみちん7 | 2010年11月16日 (火) 08時21分

ココロさん、おはようございま~す!!
あははっ「好きな彼なら、なんでも許せる」(笑

女装が趣味だったら、ちと困りますが、作品の中で観れるのは
面白いです。今の年齢でもやって頂きたいくらいですが…
どーだろな!?(笑 でも、ジェットがず~っと撮りたいと
いい続けているコメディ(チベット僧がニューヨークに行く
ドタバタ喜劇)があるので、そちらで変装・女装があったら
面白いなぁ…期待したいところw


「冒険王」
そーなんですよ…ちょっとねぇ、ラストが。
最初から日本のことは茶化してるんですが、結構笑えるんです。
もう徹底して「笑い者」にしちゃえばよかったのに。
もしくは、ココロさんもおっしゃる通りの「最初からガチ」ですよね~
表現方法って難しい…

「伝えたい!」は大事ですよね。音楽でも
人前でやる場合、やはり自分の欲求も表現するもんですから、
並大抵のエネルギーではお客様に分かってもらうのは無理。

でも、それが受け入れられた時の爽快感と心地いい疲労感が
クセになって、結果、続けちゃう訳ですが(^0^;
ココロさんも、これからも楽しんで音楽続けてくださいね~
やっぱり基本は「自分が楽しくなきゃ!」ですしねっ

投稿: すみちん | 2010年11月16日 (火) 08時32分

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